ダイエットにお茶は効果的?
ダイエットにお茶が効果的だという根拠はどこにあるのでしょうか。
ダイエットに効果がある秘密は、お茶の成分であるカフェインにあるようです。集中力の向上はもちろん、運動機能も向上させる作用があるのがカフェインですが、これは脳を覚醒させる働きがあることによるものです。
これだけではなくお茶には次のような効果があります。疲労回復、消化促進、利尿作用、基礎代謝の向上などです。
とりわけ基礎代謝の向上はダイエットにとって重要です。脂肪の燃焼のためには、お茶を飲むことでカフェインを体に取り入れて、さらに運動をすることが効果的なのです。
食事で摂取した脂肪分や糖分の吸収を抑えてくれるので、お茶は食事と一緒に飲むことを習慣化することがダイエットのためには大切なことです。
規則正しい生活と適度な運動をすることが重要であるということは、全てのダイエットにおいて同じです。運動開始後20分から脂肪は燃焼し始めるので、ウォーキングや軽いジョギングなど、無理なくできる運動を習慣にしてみるとよいでしょう。
よく知られているように、たくさんの種類があり、それぞれ味や香りそして効能も違うのがお茶の特徴です。その日の気分によってお茶を選んでみるのもよいのではないでしょうか。
ダイエット茶もたくさんの種類が市販されているようです。どのお茶が自分に合うのかよく調べてみてから飲んでみましょう。
高価なダイエットのお茶は出費が気になるものですが、実は一番手軽に購入できるダイエットのお茶は普通の緑茶なのです。
お茶ダイエットの方法
お茶ダイエットは誰にでもできる簡単なダイエット方法だといえます。
その方法は、毎日の水分をお茶のみに変えるというものです。水はOKですが、ジュースや炭酸飲料、コーヒーなどは飲まないようにします。代わりにお茶を飲むようにするというとても単純なダイエット方法です。
お茶ダイエット中は、朝昼夕と三度の食事はきちんと食べましょう。カロリーオーバーは意味がありませんので、スナック菓子やジャンクフードは避け、もし甘いものが欲しいと思ったならバナナは低カロリーなのでおすすめですよ。カロリーコントロールをして、バランスの良い食事を心がけましょう。
お茶ダイエットの豆知識として、お茶を淹れるのに適しているのは軟水です。お茶の香りやうまみを引き出してくれるそうです。軟水のミネラルウォーターを購入して使うのも良いですが、少し出費が気になるという方は、水道水を沸かして一晩おいてから使うとよいそうです。
水道水は軟水ですから、さらにお茶に適した水にするためにちょっとした工夫をすればよいのです。せっかくお茶ダイエットをするなら、おいしく淹れて飲みたいですよね。
お茶ダイエットも気軽にできなければ、ついつい面倒になり長続きしませんよね。1日、1週間、1ヶ月と毎日お茶だけ飲んでいては逆にストレスが溜まってしまいますので、時には自分の大好きな飲み物もいいでしょう。お茶ダイエットでもたまには休息も必要です。
ダイエットにいいお茶の種類
お茶にはたくさんの種類があり、また市販されているダイエット茶の種類もさまざまです。いったいどのお茶がダイエットに適しているのでしょうか。
最近よく耳にするトクホは、食生活の改善を助ける食品で、厚生労働省が認めた食品のことです。正式名称は特定保健用食品といいます。
健康への効用を示す表現である健康表示を厚生労働大臣が許可した食品で、効果や安全性が動物やヒトなどへの試験で科学的に証明されたものです。偏った食生活の改善を目的としたこの食品を、日々の食生活に取り入れてみるのもよいかもしれません。
ダイエットに関するお茶の効能について少しご紹介しましょう。
杜仲茶はトチュウの木の若葉を干して煎じたものです。中国ではこの杜仲茶を古くから飲用していたそうです。杜仲茶には利尿作用があり、お通じが良くなり、便秘を解消します。便秘の解消は美肌にもつながります。
ウーロン茶と並んで知名度が高い中国茶のプアール茶は、味はまろやかで甘味がありますが、醗酵臭があるので好みが分かれるところです。油料理を食べるときにはプアール茶を飲むのがおすすめで、消化を促進し脂肪の吸収を抑制してくれるという効果があります。
ウーロン茶は、ウーロン茶ポリフェノールの働きにより脂肪の吸収を抑制し、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制してくれます。
緑茶はダイエットだけでなく、健康を維持するためにも飲むことをおすすめします。緑茶に含まれるタンニンには、血中コレステロールや血糖の低下、抗肥満、抗菌作用があります。ビタミンCには抗酸化やストレス緩和が期待でき、フラボノイドは血管を強化してくれるとともに口臭予防にもなります。さらに、フッ素は虫歯を予防してくれます。