楽しくランニングしてダイエット
ランニングダイエットは、長続きできなければ効果があがりません。しかし、ランニングには過酷で辛い印象が拭えず、ものすごく苦痛に感じることをしたがる人はあまりいないと思われます。
ランニングをしたいと思えるようになるには、苦痛で嫌なランニングという位置づけではなく、楽しいランニングをする必要があります。ちょうどいいペースで走ることが、気分のいいランニングのポイントです。
ダイエット効果を求めるならば、本来の自分のランニングスピードより心もちゆっくりにすることです。そうすれば時間をかけて走り込んでも苦痛が少なく、最終的には長い時間を走れるようになります。
ウォーキングと同じように、ランニングも有酸素運動です。有酸素運動を取り入れたランニングダイエットは、成功率が高いダイエットなのです。
食べる量を減らすだけの方法は一見簡単そうで体重も落ちやすいですが、体への負担は避けられません。いくらダイエットだからといっても極端に食事を減らせばストレスになりますから、ストレスによるリバウンドにも注意する必要があります。
もっとも、何の制限もなく必要以上に食べてしまってはダイエットには良くないことはもちろん、生活習慣病を引き起こすことにもなりますから注意しなければなりません。
ダイエットはカロリーコントロールが重要なポイントになりますが、ランニングによって有酸素運動を取り入れて、規則正しい生活を心がけることで、ダイエット効果がさらに高まります。楽しく走ってランニングダイエットを習慣化できるといいですね。
ランニングダイエットの目安
どのくらいのランニングでダイエット効果が期待できるのでしょう。
どのようなダイエット方法であれ、ダイエットでは脂肪を減らすことが原則です。ランニングダイエットでは、脂肪を燃焼させるために必要なだけの酸素を有酸素運動によって得て、ダイエットの効率を上げることを意図しています。
ダイエットを目的としてランニングをする場合、体重1キロ当たり1キロカロリーが、1キロのランニングで消費されます。ランニングに割り振る時間や生活サイクル、走るペースなどから一度に走る距離などを決定し、ゆっくりめのランニングプランから開始するといいでしょう。
ランニングのような運動は、20分程度は続けなければ脂肪の燃焼が始まりません。ペースを維持しながら、20分は休まずに走りましょう。
なお、ランニングとウォーキングを交互に行うという方法もあります。ランニングを始めたばかりなら、その方法がお勧めです。
その場合でも運動を中断してしまっては効果が半減してしまうので、ランニングの合間のウォーキングは歩くよりやや早いペースで、完全な休息にならないように気をつけましょう。
有酸素運動は脂肪が燃焼するだけでなく、体の心肺機能を高める効果がありますから、ランニングで強い体を得ることができます。呼吸を整えて自分のペースを守り、一日の運動時間を考えて、毎日の生活の中にランニングダイエットを取り入れてみてください。
景色のきれいな場所や走りやすいコースを探しておくことも長続きの秘訣ですよ。
ランニングダイエットを成功させるためには
はっきりとした目標を立てることが、ダイエットを続ける意志を保ち続けるポイントです。
気持ちの問題でダイエットが続かない人は、なるべく精神的に辛くならないよう、小さな目標を立てて短期的に個々の目標をこなしていきましょう。一つの目的を達成したという感覚を感じながら、次へ進むわけです。
最終的な目標を果たすために必要な期間をやや長めに決め、それまでの期間を幾つかに区切ります。そして、それぞれに具体的な目標を決めます。
落としたい体重の目標を決め、そのために走る距離などを決めるわけですが、この時、成功した時のイメージを自分の中で描いておくことがモチベーション維持に役立ちます。2週間後の姿、半年後の姿を想像してみましょう。
ランニングダイエットを行う上での注意点は、突然過激な運動をしすぎないことです。また、運動や食事制限を始める前には健康状態について知っておきたいものです。
ランニングを始める前には、準備運動で体をほぐしておきましょう。いきなりの激しい運動は危険です。運動しながら水分摂取も忘れずに、夏場は特に脱水症状に注意して、まめに水分を摂取できるようスポーツドリンクなどを携行しましょう。
家族に協力してもらえたり、仲間と共に取り組むとランニングダイエットの意欲は増します。コツコツと計画をこなし、成果を焦らなければきっとダイエットに成功するでしょう。